今年は雨が少ないとここ連日ニュースで騒いでいる。
雨は好きではないけれど、もう少し降ってくれたらなぁと思う。
できたら夜中に降ってくれたらなぁとは思うけど。。。
でも毎日暑さに負けて、日中アイスを食べ続ける訳にもいかないので、
やっぱり梅雨らしく暑くなく過ごしやすい日も少しだけあってもいいよなと思う。
どうか恵みの雨がうるおしてくれますように。
ちなみに多少疲労感は増すけど、びしょびしょになって
雨の日に外で撮影する写真はすきだ。でも雨ばかり降らせると、
雨女疑惑をかけられちゃうから内緒で好きだってことにしておく。
雨が少ないと、小学生の頃水不足でプールになかなか入れなかった年があったのを思い出す。今でも謎だけど、プールの水は期間中どれくらいの頻度で取り替えられているのだろう?とりかえられているのだろうか?消毒のうわのせなのだろうか?
小学生時代を東京郊外のベッドタウンですごした私にとって、
泳ぐ=プールでの競泳でしかない。数年前、福井の方で友人たちと、水中カメラ片手に透明度の高い海で潜って写真撮影に挑んだんだけれど、小学生の頃のスイミング教室の効果は皆無だった。撮ることに集中できないほど潜る事がうまくできない。
あそこの魚を撮影したいと思っても、思いのスピードで深く潜って行けない。
息が続かない。あわあわ、じゃぶじゃぶ、みかねた友人が、今日はお盆なので、無理するとあっちの世界に足を引っ張られちゃうかもしれないから、後半はゆっくり、怪我のないように!と声をかけてくれる始末。。。。
大自然に適応する能力が実に私は低い気がする。。。
今、我が子が毎日沐浴中きもちよさそうに水の中を自由に手足を動かしているのを見ると
今のままなら水と仲良くできそうだなぁと。英才教育(笑)が頭をかすめる。
そう、その昔、まだ小学校に入る前は私も住んでいたインドネシアの海で父親と泳いでいたはずなのだ。波にも負けず、ぷかぷかと海のなかを泳いでいた。
それなのに、今はすっかり都会っ子気取りで全く海と仲良くない。
去年は仲良くしている編集部の人たちにSAPにも連れて行ってもらったけど、
ときどきバランスを崩し足の着かない海に放り出されるとやっぱりあわあわした。
情けない。父親に知られたら、お前、みっともないなぁと笑われそうだ。
今回のお知らせは、そんな父親とのインドネシアの思い出話も入れさせてもらった、
6/17発売 TRANSIT 32号 美しき神の島へ の中でBALIのニュピの取材を担当させていただいたお知らせです!。本当に素敵な思いで深いお仕事になりました。
妊娠8ヶ月も過ぎたからだで取材に行かせてくださった編集部の皆さんに感謝で一杯。
しかも、相方も同行させてもらって、そしておなかの子も。。。
今回の不思議な家族同行させてもらった取材は、インドネシアでの仕事に情熱を捧げ、亡くなった父親からの贈り物だったような。33年前インドネシアに滞在中に、父親と見た皆既日食を再びインドネシアで見る事ができたり、父親と泳いだ事のあるサヌールの海岸で
行われていた儀式を見る事ができたり、何とも不思議な取材でした。
そして、今回のメインであるニュピ(バリのお正月)では家から出れない、電気も使えない、なにもしない静寂の1日を体験しました。電気のつかない夜は星がありえないほど奇麗だったり、家族で過ごすなにげない1日がとても素敵に思えたり、今の自分のまわりの状況に改めて感謝したくなるそんな1日でした。お手にとる機会があればどうぞご覧下さい。よろしくお願いします。
http://transit.ne.jp/contents/magazine/transit-32.php